本記事の内容
- 筆者がパワハラ社長にした仕返し
- なぜ仕返しを決めたのか
- パワハラ社長がパワハラうするのはなぜ？
- 筆者以外がした仕返し
- パワハラ社長のもとへ働いている人へのアドバイス
筆者の経歴
- ブラック企業に約5年勤める
- ブラック企業を従業員で一斉退職
筆者はあるできごとがあり、パワハラ社長にいつか仕返ししてやると誓いました。
パワハラ社長に何か仕返ししたい！と思っている人は参考にしてください！
しかしすでに精神的に参っている人はすぐに辞めることをおすすめします。
このブラック企業で精神を病んだ人をたくさん見てきました。
精神を病む前に仕返ししてとっとと辞めましょう！！
⇒突っ込みどころ満載なワンマンパワハラ社長のエピソードをコチラで紹介しています！
目次
私がパワハラ社長にした仕返し方法
やめられたら困る人になった！
まず私がした仕返しはとりあえず仕事を頑張り仕事を抱え込むことに。
どんどん人は辞めていくため仕事は勝手にやってきます。
それを積極的にして私しか知らない仕事を多く抱えました。
販売管理や経理システムは私が親権限になり、設定をかえたり、他の社員のシステムをさわる許認可は私が握りました。
また、取引先とも関係をつくり名前を憶えてもらいました。
社長の最重要取引先の営業アシスタントをしていたのはラッキーです。
取引先と日頃のやり取りは私が全てしていたので辞められると困る人になりました。
仕事を抱えるにつれて社長のパワハラは少なくなっていきました。
ボーナスアップ！
実は辞めたいと思い転職活動をしたこともあります。
しかし、上記のようなことをして辞められると困る人になった私のボーナスは倍近くにアップしました。
また、決算賞与では営業マンを抜き社内で一番多くボーナスをもらったこともあります。
定時帰り
パワハラ社長は残業は絶対！の人でした。
しかし残業代は出ません。
はじめは私も無意味な残業をしていました。
しかし、社長のパワハラが少なくなってからは定時で帰るようになりました。
そのことについて咎められることもありませんでした。
未払い残業代をもらった！
社員全員で退職した際に未払い残業代をもらいました。
社長の主張はボーナスに含めてあるとのことでした。
しかし、話し合いに同席した弁護士に一蹴されていました。
裁判するやらなんやらいってましたが結局何もせず、こちらの請求額通りに未払い残業代を払ってもらいました。
私は残業が少なかったですが1分単位で請求し約30万いただきました。だって夜遅くまで残業してした分は請求できなかったから…。（未払い残業代の時効は2年だったので。今は3年に延長されています。）
社員全員で一斉退職した！
本当は社長を退任させたかったのです。
団体交渉などをして退任を迫り、一時は退任することを了承させました。
しかし社長も弁護士を連れてきて退任を迫ったのは強要罪だ！とこれ以上退任を迫るなら訴えるを言われてしまいました。
今まで散々人に強要してきて何言ってんだ！！！と思いましたが訴えられても嫌なので社員全員で退職届をつきつけました。
社員で一斉に退職した話はこちらで紹介しています。
取引先に不正と思われる行為を報告！
社員で退職した後は重要取引先に不正行為じゃない？と思われることを報告しました。
出荷しないのに売上計上はダメですよね？
社長と一緒になって不正と思われる行為をしていた取引先担当者は行方不明になり解雇されました。（一人の人が罪をかぶって逃亡したとの推測で事件性はなしとのこと）
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私が仕返しを心に決めた日
台無しにされた誕生日
私が仕返しを誓ったのは誕生日を台無しにされたからです。
誕生日は土曜日で交際相手とテーマパークに遊びにいっていました。
それなのにくるわくるわパワハラメール…。わざとか？と思うくらい嫌味なメールがやってきました。
私が渡した資料の計算式が合わないということでした。
この計算式は私が働く前からつかわれているもので、私も何回も説明したのに嫌がらせのようにこれはどういうことなんですか！？計算合いませんよ！？とメールを送ってきました。（ちなみに社内用のもので急ぐものでもありません。。）
もう誕生日気分なんか全然ありません。気分はブルーで全然テーマパークを楽しめませんでした。
泣きながらも仕返しを決意
次の出勤で資料の説明をしました。計算式は合っていました。
もうムカついていた私は土日にメール送ってこないでくださいと言いました。
そんなセリフパワハラ社長が許しません。めちゃくちゃ怒鳴られ怖くて泣きました…。
しかし心の中ではなんやねんこいつ！絶対いつか仕返ししたるからな！！と決意をしたのです。
とりあえずすみませんでした。としおらしく謝りました。
ちなみにこのときは仕返しの方法は全く考えていませんでした…笑
私がブラック企業に転職してしまった失敗談をこちらで紹介しています。
なぜパワハラをするのか
自分が全て正しいと思っている
なぜ社長はパワハラをするのか？それは全て自分が正しいと思っているからです。
パワハラをしていることも全て正しいと思っています。
残業強制は正しいし、即日解雇させるのも正しいし、怒鳴ってものを投げるのも正しいと思っています。
パワハラはパワハラでないと思い、何の疑問も持たないのです。
わたしたち普通の人がパワハラ社長を理解するのは難しいですね。
良い社長だと思っている
このパワハラ社長は自分が良い人と思っていました。
怒鳴ったりしでもその後、食事に連れていったりしてフォローできてる。
だからみんなついてきてくれている！と本気で思っていました。
怒鳴られた後に食事誘われたら行かない訳にはいかないだけなんですけどね？
食事の場では飲めない人や車で帰る人にもお酒を飲むように強要していました。
そして飲食店の店員にも凄んだりしてパワハラしていました。
私以外の人がしていた仕返し
社員は一斉に退職しました。私は未払い残業代請求のほかに当たり前のことですが退職金請求と有休消化をしました。
しかし他には労働基準局や弁護士に訴えて裁判になったり示談した人もいます。
不当解雇で訴えた
パワハラ社長は気に入らなかったり、精神を病んで休職した人を無理やり辞めさせます。
気に入らない人は辞めるまで追い込むか、明日から来るなと勝手に退職手続きをとります。
休職した人はメールで退職手続きをとりますと勝手にすすめてしまいます。
即日解雇するには解雇予告金を支払う必要がありますがパワハラ社長はそんなもの支払いません。
多くの人は泣く泣くやめていきました。
しかし、中には不当解雇で訴えようとした人もいます。
A氏
- 不当解雇を訴えて労働基準局に相談
- 解雇予告金相当の金銭を支払い解決
B氏
- 不当解雇を弁護士に相談
- 数百万の示談金で解決（精神を病んで辞めたので慰謝料も入ってるかも）
不当解雇で訴える人はほとんでいませんでしたが、訴えればすんなりと金銭を払っていました。
不当解雇された人は絶対労働局か弁護士に訴えるべきです！
貰うものはもらいましょう！！！
損害賠償を求めて訴えた
辞めた人の中にはパワハラやセクハラの慰謝料をもとめて裁判所へ訴えた人もいます。
パワハラは徹底抗戦していますが、セクハラはすんなり慰謝料を払ったみたいです。
ただ裁判は数年続いていますし、精神的にもかなりストレスになります。
正直私は裁判をおこすまではおすすめしません。
精神を病んで働けない！パワハラの証拠があり、絶対パワハラ社長を許せない！という人だけにしておいた方がいいでしょう。
こちらもCHECK
パワハラ社長のもとで働いている人へ
病む前に請求できるものはして退職！
パワハラ社長のもとで働くこと自体おすすめしません。
このままでは精神を病んでしまうと思ったらとっとと辞めるべきです。
しかし未払い残業代、退職金、有休などは労働者の権利ですので貰える条件の人は絶対に貰いましょう！！
それだけでケチなパワハラ社長への仕返しになります！
自分で請求できない人は弁護士に頼める退職代行を利用しましょう。（退職代行の料金を回収できる人だけにおすすめします。）
ブラック企業を退職代行で辞める理由をコチラで紹介しています。
耐える人は証拠をとっておく！
辞めたいけどすぐには辞められないという人は証拠をとっておきましょう。
ボイスレコーダーでパワハラの証拠
出退勤を記録（パソコンのログもとっておくといいですよ。）
辞めるときに仕返ししてやる！と思えばまだ耐えやすいかもしれません。
しかし精神を病んでしまう前に辞めるようにしてくださいね。
まとめ
パワハラ社長に仕返ししたい人は合法的にダメージを与えましょう！
特に残業代を支払わない社長には未払い残業代を請求するだけで仕返しになりますよ～！
⇒突っ込みどころ満載なワンマンパワハラ社長のエピソードをコチラで紹介しています！
一斉退職って大丈夫なの？と不安がある方はこちらの記事で注意点やするべきことを紹介しています。